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大阪府は、外国人旅行者向け宝くじ販売促進の、取り組みを実施することを発表した。
大阪府によると、近年の宝くじの発売実績は減少傾向にあり、平成17年度の1兆1,047億円をピークとして、平成29年度には7,866億円となっていた。平成29年度の売り上げの内訳は、46.9%の3,690億円が当せん金として当せん者に支払われており、38.1%の2,995億円が収益金として発売元である全国都道府県と20指定都市へ納められ公共事業等に使われ、13.7%の1,079億円が印刷経費・売りさばき・手数料などに使われ、1.3%の102億円が社会貢献広報費に使われていた。大阪府における平成30年度の収益金は、約132億円となり、各種事業の財源として有効に活用されている。大阪府にとっては宝くじの売り上げ増加は収益金の増加につながるため、近年急増している外国人旅行者向けの宝くじ販売促進策を実施することを決定した。
大阪府が実施する外国人旅行者向け宝くじ販売促進は、8月9日に南海難波駅構内1階宝くじ売場で実施される。実施する促進の内容は、宝くじ周知・説明用の多言語チラシ(英語・中国語)を作成し、売場周辺で配布して、売場前においては音声翻訳機(ポケトーク)を使用して外国人旅行者の宝くじ購入をサポートする。