このページの所要時間: 約 0分53秒
海上自衛隊の海上幕僚監部は、海上自衛隊の航空隊がモルディブ国防軍との親善訓練を7月22日に実施したことを発表した。
今回実施された親善訓練の目的は、モルディブ国防軍との相互理解の増進及び信頼関係の強化と海上自衛隊の戦術技量の向上を図るためである。訓練が実施された海空域は、モルディブ東方海空域となる。参加した部隊は、海上自衛隊の第2航空隊P-3Cの1機、モルディブ国防軍の沿岸警備隊哨戒艇「シャヒード・アリ」となる。実施した訓練は、捜索救難訓練と通信訓練となる。
日本政府では、自由で開かれたインド太平洋の構想を実現させるためにも、インドとスリランカの南西に位置するモルディブにたいしての幅広い支援を実施している。今年の6月には薗浦内閣総理大臣補佐官がモルディブに訪問し、イブラヒム・モハメド・ソーリフ大統領、アブドゥッラ・シャーヒド外務大臣、イブラヒム・アミール財務大臣とそれぞれ会談を実施し、債務持続性・海洋安全保障・海上安全・テロ対策等の分野における協力について協議していた。