アジアの大気汚染対策を考えるシンポジウムが開催

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画像:作成されたレポートより
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日本の環境省は「アジアの大気汚染対策の新しい方向と今後の取組を考えるシンポジウム」を5月22日に開催することを発表した。

日本の環境省では、アジア太平洋地域において優先的に取り組むべき25の大気汚染対策をまとめた報告書「アジア太平洋地域の大気汚染:科学に基づくソリューション・リポート」の作成を支援しており、このレポートは昨年の10月に公表されていた。このレポートの日本語版があらたに出版されたことにともない、日本における関係者の関心を高めてアジア地域の大気汚染対策への関わりを考える機会を設けることを目的として、シンポジウムが開催されることとなった。

このシンポジウムは、地球環境戦略研究機関(IGES)とアジア大気汚染研究センター(ACAP)の主催により開催される。シンポジウムのテーマを「アジア地域の大気汚染・気候変動問題・SDG課題の同時解決を目指して」として、日本の環境省も共催として協力する。定員は150人となり、参加費は無料となる。

予定されているプログラムは、地球環境戦略研究機関の所長から開会挨拶が行われた後に、国連環境計画アジア太平洋地域事務所の所長から来賓講演が行われる。その後に、国立環境研究所客員研究員とIGES持続可能性ガバナンスセンター研究員などから基調講演が行われ、モデレーターをIGESのシニアフェローが務めパネリストを環境省水大気環境局・アジア大気汚染研究センター・地球環境戦略研究機関・民間企業などが務めたパネルディスカッションが実施される予定である。

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