北海道はベトナム・タイ・シンガポールとアイヌ文化連携の海外経済交流を推進

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北海道の経済部経済企画局国際経済室は、ベトナム・タイ・シンガポールにおいてアイヌ文化と連携した海外との経済交流推進事業を実施するため、企画提案を募集することを発表した。

この業務は「アイヌ文化と連携した海外との経済交流推進事業(ASEAN)委託業務」として実施される。この業務の目的は、北海道独自のアイヌ文化が持つ魅力を活かして北海道のブランド力の底上げを図り、ASEANと北海道の経済交流の拡大を図るものである。この業務は、ベトナム・タイ・シンガポールの3地域でそれぞれ実施される。

ベトナムでは、社会進出が進む女性を対象として、アイヌ文化の魅力を活用しながら北海道ブランドの浸透を図るため、現地イベントや施設を活用して、食・観光・アイヌ文化を含む北海道の多様な魅力を発信するセミナーやワークショップを3回以上実施する。セミナーやワークショップを実施する際には、女性に影響力のあるインフルエンサー等を参画させるとともに、メディアの取材を働きかけるなど効果的なPRを実施する。このインフルエンサー等と連携して、1か月以上継続するキャンペーンを実施する。

タイでは、ファミリー層を対象として、アイヌ文化の魅力を活用しながら、道内への誘客促進と道産品の販路拡大につなげるため、ファミリー層に影響力のあるインフルエンサー等を道内に招聘し、食・観光・アイヌ文化を含む北海道の多様な魅力を体験させ、SNS等による情報発信を10回以上行う。タイのどさんこプラザではファミリー層を対象として、道内への誘客促進と道産品の販路拡大につながるセミナーやワークショップを4回以上実施する。プロモーションでは、招聘したインフルエンサー等を参画させるとともに、メディアの取材を働きかけるなど効果的なPRを実施する。

シンガポールでは、美術館や博物館のショップなどを対象として、道内への誘客促進やアイヌ工芸品を含めた道産工芸品の販路を拡大するため、アイヌ工芸品を含めた道産工芸品の10社10品目以上の掘り起こしを行う。道内企業と現地美術館や博物館の(3企業以上)との商談の場を提供する。また、商談の実施に当たって、資料の準備や翻訳や通訳手配など必要な支援を行う。現地美術館や博物館のショップなど関係者を対象として、食・観光・アイヌ工芸品を含めた道産工芸品など北海道の多様な魅力を伝えるセミナーやワークショップを行う。

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