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日本の総合商社である双日株式会社は、双日がベトナム・インドネシア・インドで事業・運営する各工業団地に入居する神戸市内・兵庫県内の企業に対して支援を実施することを発表した。
今回の支援は、双日と神戸市および公益財団法人ひょうご産業活性化センターとの間で協定書が締結されたことに伴い、実施されるものである。
優遇措置を受けることが可能となる企業は、神戸市内および兵庫県内に本社または製造拠点を有する企業となる。対象となる工業団地は、ベトナムのホーチミン中心部から東に位置する「ロンドゥック工業団地」、インドネシアのジャカルタ中心部から東に位置する「GIIC工業団地」、インドのチェンナイ中心部から西に位置する「SMIP工業団地」となる。
具体的に実施される優遇措置の例は、「ロンドゥック工業団地」では、工場賃料が一カ月無料、会社設立手続き手数料無料など、「GIIC工業団地」では、土地販売価格1%値引きなど、「SMIP工業団地」では、工場管理費三カ月無料などとなる。
今後は、神戸市ひょうご産業活性化センターは神戸市および兵庫県内の企業に対して海外投資促進に関するセミナーや本件工業団地への視察の開催等を通じて情報を提供し、双日は工業団地に入居する際の各種優遇措置を供与することで、相互に海外進出への協力を実施していく。