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日本の国土交通省は、「第14回日ASEAN物流専門家会合」を9月5日に東京で開催した事を発表した。
この会合には、日本側からは、国土交通省総合政策局国際物流課長・日本ロジスティクスシステム協会・海外運輸協力協会・学識経験者・民間事業者等が参加した。ASEAN側からは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの交通担当省とアセアン事務局等が参加した。なお、シンガポールに関しては都合により欠席している。
会合では、今年の2月にマレーシアで開催された前回会合に引き続き「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」案について議論を実施した。また、このガイドラインを参考として、日本の国土交通省は現在タイが策定しているトラック輸送におけるコールドチェーン物流規格策定に関する支援を行っていくことを発表した。
ASEANにおけるグリーン物流の促進を支援するため、「グリーン物流ビジョン&アクションプラン」 に基づき、日本のグリーン物流パートナーシップ会議をモデルとして、マレーシアにおける同会議開催に向けて進捗状況を確認した。
ASEANにおける物流人材育成を促進するため、日ASEAN包括的経済連携協力基金を用いてベトナム・ハイフォンに設立された「日メコン物流訓練センター」について、今後更なる活用を目指すため、具体的施策をアセアン各国と議論した。