環境省と国立環境研究所がアジアの温室効果ガス対策の会合開催

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画像:環境省のHPより
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日本の環境省と国立環境研究所は、アジア地域諸国の温室効果ガス排出・吸収目録の精度向上と地域の協力関係の促進を目的として、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第 16 回会合(WGIA16)」をインドのニューデリーで7月10日から13日に開催した事を発表した。

環境省と国立環境研究所では、2003年度より「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ(WGIA)」の会合を毎年開催している。今年度はインド環境森林気候変動省も協力のうえで開催され、シンガポール・タイ・ブルネイ・カンボジア・インド・インドネシア・ラオス・マレーシア・モンゴル・ミャンマー・フィリピン・ベトナム・韓国・中国・日本の国が参加した。

今回の会合では、アジア地域諸国の温室効果ガス排出・吸収目録(インベントリ)の分野別に相互学習等を行うとともに、途上国が提出する隔年更新報告書や、パリ協定における透明性枠組みを見据えた議論等を行い、参加国の「測定・報告・検証(MRV)」の能力向上支援と、ネットワークの更なる強化を図った。

次回の会合に関しては、今後はパリ協定における透明性枠組みに関する実施指針が策定されることや、2006年IPCCガイドラインが改良されることを踏まえて、各国がよりインベントリ等の精度を高められるようWGIAを継続・発展させていく方向性等を確認した。

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