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河野太郎外務大臣は、タイ・インドネシア・ブータンに6月21日から28日の日程で訪問している。
河野外相は、22日はタイで東部経済回廊(EEC)に位置するアマタチョンブリー工業団地内のデンソー・タイランド・バンパゴン工場を訪問した。この工場では労働者に配慮した自動化の推進・深層現地化などを体現する新興国のモデル工場として、タイ政府から高い評価を受けている。また、2005年にはデンソー・トレー二ングアカデミー・タイランドを設立しており、タイ政府が重視する高度産業の人材育成に貢献している。
23日の午前にはブータンで、ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王への拝謁を行った。河野外相は、ブータンの伝統的な社会・文化・自然環境にも配慮した上でブータンの発展に対して支援を行っていきたい旨を述べた。ブータン国王からは、今までのブータンに対する日本からの支援に対する感謝の意が述べられた。
23日の午後にはブータンで、ツェリン・トブゲー首相への表敬訪問を実施した。ブゲー首相からは、日本の外務大臣を初めて迎える事が出来て嬉しいとの旨が述べられ、今までの日本からの支援に対しての感謝の意が述べられた。河野大臣からは、皇室・王室の交流を含めて長年の両国の友好関係に触れつつ、初めて日本の外務大臣としてブータンを訪問出来た事を喜ぶとの旨が述べられた。また、河野大臣からは、日本からブータンへの政府レベルでの経済協力のみならず日系企業のブータンへの進出等や民間レベルの貿易投資関係を促進したい旨も述べられた。