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愛知県は、介護分野における人材不足を解消させるために、離職中の定住外国人に雇用型訓練を行い、この定住外国人が介護事業所で正規雇用される取り組みを進めていく方針である。
愛知県では、急速な高齢化の進展などに伴い介護分野における人材不足が深刻化しつつあった。そのため、介護分野への就労を促進する活動の一つとして、介護職への就労を希望する離職中の定住外国人に対して、雇用型訓練を行い、必要な知識・技術を取得させることで、介護事業所での正規雇用へつなげる事業を進めていく事を決定した。
この取り組みを「介護分野外国人就職支援事業」として、事業に取り組む事業者の募集が16日からはじめられた。委託業務の主な内容は、「定住外国人の雇用」「日本語教育研修の実施」「介護職員初任者研修の実施」「紹介予定派遣を活用した職場実習研修の実施」「就職支援の実施」等となる。事業目標は、「新規雇用者の介護事業所等での就職率 90%以上」「就職者のうち正規雇用での就職者率 就職者数の 30%以上」等となる。