英国海軍は来月に南シナ海で航行の自由を実施、中国は牽制

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イギリスのガビン・ウィリアムソン国防相は、来月に英海軍のフリゲート艦が南シナ海を航行する事を明らかにした。中国外務省は、平和を乱すような行動は行うべきではないと牽制した。

ウィリアムソン国防相は、オーストラリアへの訪問を実施した後に現地メディアに対して「英海軍の対潜フリゲート艦『サザーランド』がオーストラリアからの帰途の際に南シナ海を通過します。私たちの海軍においても、この地域における航行の自由の権利がある事をはっきりとさせます。」との旨の方針を述べていた。また、南シナ海における航行の自由に関しては、米国を完全に支持している事を述べ、南シナ海においてイギリス・アメリカ・オーストラリアなどの同盟国が連携する事は重要であるとの見解も示している。

中国外務省で13日に実施された定例記者会見の際に、記者から「イギリス国防相は、来月に南シナ海を航行すると表明しています。中国側のコメントはありますか?」との質問が行われた。この質問に対しては報道官は「全ての国は南シナ海における航行の自由があります。南シナ海では、中国と他の沿岸諸国との協力の結果、南シナ海における航行の自由には全く問題はありません。他の地域の国は、この地域の平和と安定を維持するための関係諸国の努力を尊重する事を願っています。この平和を乱すような試みは必要がないと考えています。」との旨の見解を示した。

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