日本はASEAN全体の石油備蓄を支援

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画像提供:JOGMEC
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独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、ASEAN各国の石油備蓄体制整備に協力するために、ASEAN諸国の石油政策を担当する課長級幹部を招聘して「ASEAN諸国のための石油セキュリティ構築支援研修(課長級)」を実施した事を発表した。

アセアン地域では、経済成長が続く事に伴い石油の需要が増加する事が見込まれている。そのためASEAN各国では、石油の備蓄体制を強化している。

JOGMECでは、日本を含んだアジア地域におけるエネルギーセキュリティを向上させるためには、アセアン各国の石油備蓄体制を強化する事が重要であると考えていた。そのため、ASEAN各国の石油セキュリティ体制構築を支援する活動の一つとして、課長級を対象とした研修が実施される事となった。

今回の研修は、経済産業省資源エネルギー庁の協力の元で8月7日から10日のスケジュールで開催された。参加したのは、シンガポール・マレーシア・ミャンマー・タイ・ベトナム・カンボジア・フィリピンの7カ国となり、ブルネイ・インドネシア・ラオスの3カ国は参加しなかった。グローバルな石油セキュリティ・日本における国家石油備蓄基地の建設と操業・日本の石油セキュリティ政策・アジアワイドの石油セキュリティ等に関する研修が実施された。また、現地視察として、国家石油備蓄陸上・地下備蓄基地への訪問も実施された。

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