松坂慶子さん主演の日・ベトナム合作映画の撮影開始

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画像:ベトナム文化体育観光省より引用
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松坂慶子さん主演の日本とベトナムの合作映画「ベトナムの風に吹かれて(英題:Have a last life in Vietnam)」の撮影を11月30日から開始したことをベトナムの文化体育観光省が12月1日に発表した。日本とベトナムは昨年に日越外交樹立40周年記念を迎えたこともあり、両国の関係を強化するためにも、この映画は日本の文化庁の平成26年度の国際共同製作映画支援事業に選ばれている。

この映画の制作会社はアルゴ・ピクチャーズ株式会社であり、小松みゆきさんの「越後のBaちゃんベトナムへ行く」の本を原作としている。原作は主人公の日本人女性がベトナムに渡り、認知症となった自身の母親をベトナムに呼び、介護を行いながら仕事を行い、現地の人にふれあいながら異国の地で家族のきずなを大切に生きる女性の姿を描いたものである。映画の撮影は、ベトナム北部のハノイ、ホアビン、ニンビンなどで実施される予定である。

映画監督は日本側からは大森一樹さん、ベトナム側からはタット・ビン(Tat Binh)さんが参加する。本映画は両国の政府も支援しており、現地メディアも注目していることから、両国の関係を深めることのきっかけとなりそうである。

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