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プリンシパルのグローバル金融包摂指数が、世界各国の金融セキュリティーおよび包摂の基準を策定
新しい調査で、官民セクターの金融包摂指標に基づいて42市場を分析およびランク付け
米アイオワ州デモイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プリンシパル・ファイナンシャル・グループが後援する初のグローバル金融包摂指数(本指数)によると、シンガポールは米国、北欧、香港と並んで、世界で最も金融包摂的な市場です。経済・ビジネス研究センターが実施して本日発表されたこの調査は、各市場の関係政府、金融システム、雇用主が、より高いレベルの金融包摂を実現するために、関連するツール、サービス、ガイダンスをどれほど適切に提供しているかを検討しています。
プリンシパルの会長・社長・最高経営責任者(CEO)のダン・ヒューストンは、次のように述べています。「金融包摂は、世界の経済的進歩の基礎を成すものです。より多くの人々が金融セキュリティーにアクセスできるようサポートすることに注力する組織として、私たちは、包摂は市場が逆境に備え、逆境から回復し、持続可能な方法で成長し、明るい未来を構築する能力の不可欠な要素であると考えています。グローバル金融包摂指数は、金融包摂を世界規模で追跡するための厳密なデータ駆動型のフレームワークを提供します。これを通じて、私たちは金融包摂性における構造的ギャップを特定し、他の多くのギャップと合わせてそれに対処するための措置を講じて、より生産的で保護された労働力および社会の構築に貢献することができます。」
本指数は42の市場を調査し、公開情報と調査ベースの情報のデータを使用して、政府のサポート、金融システムのサポート、雇用主のサポートの3つの柱にわたってスコアを付けています。
- 政府のサポートの柱では、公的な年金支援、預金および消費者保護、雇用、教育、金融リテラシーのレベル、オンライン接続に関するデータを考慮し、政府が金融包摂を促進および実現している度合いを検討します。
- 金融システムのサポートの柱では、銀行口座とクレジットへのアクセス、金融テクノロジーの成熟とリアルタイム決済の使用、信頼および中小企業の成長の促進における金融サービス業界の全体的な有効性に関するデータを検討し、さまざまな金融商品、サービス、教育の利用可能性と採用状況を審査します。
- 雇用主のサポートの柱では、従業員年金の拠出、従業員保険プログラム、金融ガイダンスなど、さまざまな側面にわたって、従業員の金融ウェルビーイングおよび包摂を向上させる雇用主プログラムの利用可能性と影響を評価します。
初年度は、本指数は世界各国の金融セキュリティーおよび包摂の基準の策定に寄与します。
主な調査結果
- 一般的に、先進国は指数の上位に集まる傾向があり、新興国および開発途上国は下位に集まっています。金融包摂の上位10市場のうち6つが欧州の市場であり、このグループの中で4つが北欧の市場です。欧州の比較的大きな国が表の最下層にランク付けされており、イタリアは37位で特に外れ値となっています。ランキングの下半分は、主にラテンアメリカ、サブサハラ・アフリカ、アジアの国々で構成されています。最下位はアルゼンチンとなっています。
- 政府と金融システムから力強いサポートを提供している国は、雇用主のサポートの提供の水準が低い傾向にあり、その逆も真と言えます。先進国は一般的に、政府および金融システムのサポートのスコアが高く、一方で新興国は通常、雇用主のサポートで高いスコアを獲得しています。
- 投資ベースでこの調査を検討すると、分析された市場は大きく4つのカテゴリーに分類できます。すなわち、成熟した前向きな経済、成熟した後ろ向きの経済、若く前向きな経済、依存型の経済であり、そこから、経済がさらされている短期、中期、長期リスクの一部についての示唆が得られます。これらのカテゴリーには、単一のカテゴリーにぴったり当てはまらないいくつかの外れ値が存在し、主に米国、中国、インドなどの大きな国々の一部が該当します。
- 調査結果からは、金融包摂が世界の次世代の資本および富の市場の強力な指標となる可能性があることが示唆されています。各柱の成績が優れている場合、それがビジネスの成長と信頼を促進し、資本市場の発展の加速につながる可能性があります。これらの3つの柱は、全体的な経済の成熟度と市場の発展に関する洞察を提供し、進歩を推進する方法を示唆することができます。
- 金融包摂で高いランクを獲得する市場は、食料安全保障、生産性、経済的および社会的回復力、生活水準、気候変動への適応など、他の社会的要因でも優れた結果を出す傾向にあります。本指数のランキングと、今日の世界人口に影響を及ぼしている主要な要因を追跡するその他の指数に基づく市場のランキングとの間には、強い正の相関関係があります。
経済・ビジネス研究センターの予測・ソートリーダーシップ責任者であるケイ・ノイフェルドは、次のように述べています。「本指数は、先進国と新興国が金融包摂的な市民社会の育成に関して互いに学ぶためのデータ駆動型の水平的視点を提供します。私たちは、食料不足や気候変動など、社会が今日直面している最も重要な傾向のいくつかを追う指標と対照して本指数を追跡し、金融包摂と社会の成功に貢献するこれらの要因との間に明確な関係があることを認識しました。」
グローバル金融包摂指数 |
|||
|
スコアが上位10位の市場 |
|
スコアが下位10位の市場 |
1 |
シンガポール(68.9) |
33 |
トルコ(36.1) |
2 |
米国(68.3) |
34 |
南アフリカ(34.1) |
3 |
スウェーデン(65.4) |
35 |
ブラジル(33.9) |
4 |
香港(65.1) |
36 |
メキシコ(33.3) |
5 |
フィンランド(64.7) |
37 |
イタリア(32.8) |
6 |
デンマーク(63.9) |
38 |
ペルー(32.7) |
7 |
オーストラリア(63.6) |
39 |
コロンビア(32.2) |
8 |
スイス(63.4) |
40 |
ナイジェリア(26.9) |
9 |
ノルウェー(63.1) |
41 |
ガーナ(22.2) |
10 |
オランダ(59.8) |
42 |
アルゼンチン(19.2) |
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プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(Nasdaq:PFG)は、人々と企業の豊かさと幸福度を高めることに情熱を注ぐ1万8500人の従業員1を擁する世界的な金融企業です。140年を超える歴史を持つ当社は、5400万人以上のお客さま1のライフプランニング、保護、投資、引退を支援すると同時に、当社が事業を展開しているコミュニティーをサポートし、多様で包摂的な労働力を構築する取り組みを続けています。プリンシパルは、米国で最も持続可能な企業100社の1つ2、ブルームバーグ男女平等指数の構成企業、および「マネーマジメントで最も働きやすい職場3」上位10社に選出されたことを誇りに思います。プリンシパルおよびより良い未来を築くための当社の取り組みの詳細については、principal.comをご覧ください。
1 2022年06月30日現在
2 Barron’s、2022年
3 Pensions & Investments、2021年
経済・ビジネス研究センターについて(Cebr)
経済・ビジネス研究センターは、綿密で洞察に満ちた調査に基づく健全なビジネス上のアドバイスで定評のある独立したコンサルティング会社です。CEBRは1992年以来、ビジネスおよび公益研究の最前線で主要な英国企業と多国籍企業、金融機関、政府部局・機関、業界団体に分析、予測、戦略的アドバイスを提供してきました。CEBRの詳細情報については、www.cebr.comをご覧ください。
© 2022 Principal Financial Services, Inc.
Principal®、Principal Financial Group®、プリンシパルとロゴマークのデザインは、米国におけるプリンシパル・ファイナンシャル・グループ会社であるプリンシパル・ファイナンシャル・サービシズの登録商標であり、世界中の様々な国におけるプリンシパル・ファイナンシャル・サービシズの商標およびサービスマークです。
グローバル金融包摂指数は、特定の仮定に基づいた独自のモデルの出力であり、この仮定は変更される可能性があり、保証されておらず、投資の意思決定の重要な基盤として依拠するべきではありません。
保険商品の発行元はプリンシパル・ナショナル・ライフ・インシュランス(ニューヨークを除く)およびプリンシパル・ライフ・インシュランス・カンパニーです。保険契約管理サービスの提供元はプリンシパル・ライフです。プリンシパル・ファンズの販売業務はプリンシパル・ファンズ・ディストリビューターが行っています。証券はSIPCに加入しているプリンシパル・セキュリティーズや独立ブローカー/ディーラーにより売り出されます。言及されている会社は、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(デモイン、IA 50392)の一員です。 ©2022 Principal Financial Services, Inc.
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