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コック・サプライ&トレーディング、JOVO、MISC、ティーケイ・マリン・ソリューションズがLNG船舶間移送に関する先駆的な契約を締結
ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- コック・サプライ&トレーディング(KS&T)は本日、発展中のLNG市場に当社の革新的ソリューションを提供するさらなる例として、中国の民間企業JOVOおよびマレーシアの船舶保有会社MISCと共に、頻回・定期の船舶間(STS)LNG移送の第1回目を完了させたと発表しました。KS&T、JOVO、MISCがこの種の契約を交わすのは初めてで、フィリピンにおける最初のLNG STS移送となります。
LNG STS移送は従来、どちらかというと業務上の役割を果たしていますが、反復STS移送はそうした業務の商業的可能性を実証しているため、当プロジェクトは商業的に重要な節目となります。このような業務は輸出業者のために新市場を開拓し、LNGを必要とする側に新たな供給源をもたらします。今回の例では、母船がオーストラリアで積み込んだ貨物をフィリピンのスービック湾にある小型の娘船に移し替えます。ティーケイ・マリン・ソリューションズが業務を注意深く管理し、ティーケイとMISCがLNGに関する幅広い経験を活用して、安全かつ首尾よく移送をこなせるようにします。貨物はその後、中国にあるJOVOのターミナルに届けられ、そこから同社が中国南部に抱える多数の工業/商業分野の顧客の一社にトラックで配送されます。
コック・サプライ&トレーディングの貿易担当ディレクターを務めるピーター・レオニは、次のように述べています。「一級船舶の所有者、業界有数のSTSサービスプロバイダー、そして革新的なLNG消費企業が提携することで、発展途上市場の企業は新たに世界中の資源量と、より広範な物流/インフラ企業を利用できるようになります。」
コック・サプライ&トレーディングでLNG貨物/事業担当マネジャーを務めるティム・メンデルスゾーンは、次のようにつけ加えています。「私たちはLNG市場がどのように発展しているかを鑑みて、既存のビジネスモデルに挑んでいます。世界中の新興経済圏におけるLNG船舶間移送のために、問題解決型でソリューション志向のエージェントとなり、市場の参入障壁を低減します。」
JOVOの国際マネジャーのクリス・ファン氏は、次のように述べています。「このプロジェクトは複雑で、安全で法令を順守した運営が求められるため、MISC、ティーケイ・マリン・ソリューションズ、KLAW LNG、JOVOを含め、複数の“クラス最高”の関係者を巻き込んで、本質的に国際的な契約となりました。」
JOVOの国際事業担当ゼネラルマネジャーのLu Yuan氏は、次のように語っています。「コック・サプライ&トレーディングがこの歴史的な契約を調整するために、重要な役割を果たしてくださったことに感謝しています。私たちは共同で、多国籍企業が協力することにより、社会のために相互利益を達成できることを示しています。コックとの本契約を皮切りに、これから業界で同様の革新が多数実現することを願っています。」
ティーケイ・マリン・ソリューションズのLNG担当バイスプレジデントのスティーブン・デビッドソン氏は、次のように述べています。「私たちは、コックと協力してこのプロジェクトを始動させるとともに、業界のガイドラインと勧告に則り、業務が確実に安全な方法で行われるように、あらゆる事業体と連携する機会に恵まれたことをうれしく思います。このプロジェクトが、すべての関係者との長期的な新しい提携関係の始まりとなり、この歴史的な最初の取り組みを結実させるために完了させた仕事が発展することを願っています。当社がまたもや、LNG業界にとって画期的なプロジェクトに関与できたのは、喜ばしい限りです。」
本契約の諸条件は発表していません。
コック・サプライ&トレーディングについて
世界各地のコック・サプライ&トレーディング傘下の企業は、原油、石油精製製品、液体ガス、天然ガス、液化天然ガス、電力、再生可能エネルギーと排出量、金属の取引に従事しています。これらの企業はウィチタ、ヒューストン、ニューヨーク、ロンドン、ジュネーブ、シンガポール、上海にトレーダー、オリジネーター、マーケティングのスタッフを抱えています。詳しい情報については、www.ksandt.comをご覧ください。
JOVOについて
1990年に設立された広東JOVOグループは、LPG取引で創業した中国の民間企業です。JOVOは過去25年間に、LPG、LNG、DEMなどのクリーンエネルギーに重点を置いた業界有数の企業となりました。国際調達、貯蔵、処理、生産、物流、販売など、産業サプライチェーン全体に関与しています。JOVOグループは現在、中国の珠江デルタにフル稼働の受入れ基地を所有しており、LNG、LPG、メタノール、石油のほか、数種類のガス/石油製品の貯蔵と配給が可能です。石油メジャーを除くと、JOVOのLNGプロジェクトは中国で稼働中の民間資金による基地として、初にして唯一の存在となります。詳しい情報については、www.jovo.com.cnをご覧ください。
MISCについて
1968年に法人化されたMISC(公開会社)は、国際的なエネルギー関連の海運ソリューション/サービスの提供で世界をリードしています。MISCは、資産とサービスの信頼性、最高水準の健康・安全・環境(HSE)を支えるための傾倒、従業員間で卓越性を目指す社風の醸成、事業に対する責任、環境への配慮、事業を行う地域社会に良い影響をもたらすための取り組みに誇りを持っています。
当グループの主たる事業は、エネルギーの輸送と関連業務、オフショア浮体式ソリューションの所有・運転、海運構造物の補修と改造、設計/建設業務、港湾/基地向けサービスに加え、海事教育/研修から成っています。
MISCグループのフリートは、LNG/石油/製品用の保有船および用船110隻と、浮体式施設14体によって構成されています。フリート全体の載貨重量トン数は約1200万です。
MISCグループは輸送事業とは別に、海事教育を重視しており、当グループのマレーシア海事アカデミー(ALAM)は世界の海事教育/研修(MET)機関の中で上位10パーセントにランクインしています。
MISCグループは2014年以来、名誉なことにブルサ・マレーシアのFTSE4Good指標の構成銘柄に選定されており、当グループの持続可能性に関する業績と、環境・社会・ガバナンス(ESG)に配慮した確固とした経営プラクティスを実証しています。
ティーケイ・マリン・ソリューションズについて
ティーケイ・マリン・ソリューションズ(LNGSTSとしてブランド展開)は、ティーケイ・タンカーズが100%所有しています。業界有数のSTSサービスプロバイダーであり、LNG移送、プロジェクト開発、コンサルティング、基地および施設の管理を専門に手掛けるLNG部門を有しています。
ティーケイ・マリン・ソリューションズはLNG STS移送と基地稼働に関する知識を、世界で最も革新的なFSRUおよびFSU/FSRUプロジェクトに従事する中で培いました。
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