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在ベトナム日本国大使館は、伊藤大使がニンビン省工科短大を訪問し、機材の引渡し式に参加したことを発表した。
日本政府では、2024年3月5日に、約988万円の草の根・人間の安全保障無償資金協力『ニンビン工科短期大学食マネジメント教育訓練機材整備計画』を実施することを決定していた。その後、10月3日に供与機材の引渡し式が開催されるため、伊藤大使がニンビン省工科短期大学を訪問し式典に参加した。
ニンビン省工科短期大学は、観光業と農業が盛んなニンビン省における公的教育訓練機関であり、農作物の栽培から食品加工、調理まで学ぶことができる学校である。今回の支援では、大学に調理器具や農機具といった教育訓練機材を供与した。そのため、ホテルやレストランで働くための調理技術や、高品質な地元野菜を栽培するための農業技術の習得促進が期待される。
伊藤大使は、引渡し式で「本事業で供与した機材により、これまで以上に効果的な実習が可能となります。学生の皆様には、将来のベトナムの農業を牽引するという気持ちで積極的に実習に取り組んで欲しい」との旨を述べた。また、伊藤大使は、自身もジュース作りを体験するなど、学生たちとの交流を楽しんだ。