日本はベトナムのホーチミン市都市鉄道建設と病院の医療機材整備を支援

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日本政府は、ベトナムのホーチミン市都市鉄道建設に412億円の円借款を行うとともに、2件の無償資金協力を実施する。

円借款は、「ホーチミン市都市鉄道建設計画(ベンタイン-スオイティエン間(1号線))(第四期)」として、供与限度額が412億2,370万円として実施される。この支援は、ベトナム最大の都市であるホーチミン市において、都市鉄道及びその関連施設の整備を行うもので、ホーチミン都市圏の交通渋滞及び大気汚染の緩和を図り、地域経済の発展及び都市環境の改善を通じた成長と競争力強化に寄与するものとなる。供与条件は、金利が年0.1%、償還期間が40年、調達条件が日本タイドとなる。

無償資金協力は、供与限度額が18億3,000万円となる「国立がん病院における医療機材整備計画」と、供与限度額が6億8,500万円となる「人材育成奨学計画」が実施される。「国立がん病院における医療機材整備計画」は、ハノイ市にある、国内最大のがん病院である国立がん病院において、医療機材整備を行うものとなり、診断体制の強化及びアクセスの改善を図り、もって同病院及び北部・中部地域における医療サービスの質向上を通じた、ベトナムの保健医療における脆弱性への対応に寄与するものとなる。「人材育成奨学計画」は、ベトナム政府の中枢において活躍することが期待される若手行政官等が、本邦大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものとなる。

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