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海上保安庁は、ベトナムに派遣していた巡視船「せっつ」が任務を完遂したため、入港式を2月28日に開催することを発表した。
海上保安庁では、東南アジア周辺海域における海賊対策のため、1月27日に巡視船「せっつ」を東南アジア周辺海域に派遣していた。「せっつ」は、第五管区海上保安本部 神戸海上保安部所属の総トン数3,100トン、ヘリコプター1機搭載型の船となる。「せっつ」は、東南アジア周辺海域における公海上でのしょう戒を通じて、日本の海上交通路の安全確保を図るほか、ベトナム寄港を通じて日・ベトナム間の更なる連携・協力関係の強化に貢献していた。
「せっつ」は任務を完遂したため、入港式が28日に開催されることとなった。なお、2月27日(26日:予備日)には、和歌山県西方海域において、海賊対策のための連携訓練(日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練)が開催される。