このページの所要時間: 約 0分54秒
日本の菅義偉内閣総理大臣とベトナム社会主義共和国のグエン・スアン・フック国家主席は、日・ベトナム首脳電話会談を9月15日に実施した。
ベトナム政府の発表によると、電話会談で菅総理大臣は、新型コロナ対策のために日本からベトナムに対し今までに約318万回のワクチンを供与しており、9月下旬には40万回の追加供与を行う予定であり、合計で約358万本を供与することとなり、今後もベトナムの新型コロナ感染対策への協力を続けていく旨が述べられた。また、菅総理からは、ベトナムが日本人にワクチンを提供し、東南アジアの国で日本企業を支援していることに対して、感謝の意が述べられた。フック国家主席からは、日本の支援に対する感謝の意を述べるとともに、ベトナムは今後も日本の投資家を含む経済界と強力してサプライチェーンの維持に務めていくと述べた。
日本政府からの発表によると、両首脳は先般署名された日ベトナム防衛装備品・技術移転協定についても言及し、今後も両国が安全保障分野で緊密に連携していくことを確認している。