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日本の菅義偉内閣総理大臣ベトナムのファム・ミン・チン首相は、日・ベトナム首脳電話会談を実施した。
ベトナム政府の発表によると、ファム首相からは「交通・環境・DX(デジタルトランスフォーメーション)などの分野におけるハード・ソフトインフラの整備」「新型コロナウイルスのワクチンへのアクセス向上と技術移転」「サプライチェーンの多様化とデジタル経済・デジタル社会の発展に向けた日本の投資の促進、ベトナム人研修生の日本での受け入れ拡大」「質の高い労働力の育成を支援すること」などが提案された。
菅総理大臣からは、日本はベトナムとの関係を重要視しており、輸送・エネルギー・環境・宇宙技術など、ベトナムのインフラ整備への支援を継続することを約束するとともに、新型コロナウイルスのワクチンの必要な量を確保するための支援を実施していくことが述べられた。
両首脳は、2023年の日越外交関係樹立50周年の記念行事を行うことに合意した。また、南シナ海問題を含む、国際的な関心毎についての意見交換を実施した。