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在ベトナム日本大使館は、ハノイ市コウザイ区において、日本政府が整備支援を実施していたハノイ市環状道路3号線(マイジック・タンロン南間)が開通することにともない、開通式が10月11日に行われたことを発表した。
日本政府は、長年にわたってハノイ市における交通環境改善に協力している。特に環状道路3号線の整備には、ほぼ全線にわたって協力を続けており、ノイバイ空港・ニャッタン橋と並んで、日本とベトナムの協力関係を象徴する事業の一つとなっていた。
今回のハノイ市環状道路3号線の開通で、2007年のタインチ橋(紅河橋)建設から始まったハノイ市の中心部を囲む一連の区間が開通することとなった。ハノイ中心部への交通流入抑制による渋滞解消や、ノイバイ空港と南北高速道路等の連絡強化による物流効率化が進むと期待される。
開催された開通式には、日本側からは山田大使、JICAベトナム事務所所長と、建設に携わったオリエンタルコンサルタンツグローバル、三井住友建設、東急建設、大成建設の関係者が出席した。ベトナム側からはチュオン・ホア・ビン副首相、ヴオン・ディン・フエ ハノイ市党委書記、グエン・ヴァン・テー交通運輸大臣、チュー・ゴック・アイン ハノイ市人民委員長などが出席した。