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フンイエン省にある東京健康科学大学ベトナムで、6名の卒業生に対する同大学初めての卒業式が開催された。
東京健康科学大学ベトナムは、日本とベトナムの協力により、ベトナムで唯一100%日本の資本で設立された大学であり、また外資による初めての医療系大学となる。この大学は、フンイエン省バンザン郡のエコパーク都市区内にあり、日本語教育を必修としており、ベトナムにおいて日本語のできる高度な医療人材の育成を目指していることに特色がある。この大学では、当初は看護学科と理学療法学科で始まったが、臨床検査学科、診療放射線学科、義肢装具学科といった新たな職種も加わっており、現在では更に附属病院の建設計画も進められている。
今回開催された卒業式では、卒業証書・学位記授与の後、久住眞理学長の式辞、そして、来賓として、108軍事病院Mr. Lâm Khánh副院長、ベトナム理学療法協会Mr. Tran Van Dan会長、山田滝夫駐ベトナム日本国特命全権大使の祝辞が披露された。山田大使は祝辞で、卒業生にお祝いを述べるとともに、日本の大学が成長著しいベトナムにおいても教育活動を展開していることをたのもしく思うとの旨を述べた。