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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、ベトナム向けの技術協力プロジェクとして、日越大学の教育・研究・運営能力の向上を支援することを発表した。
今回の技術協力プロジェクトは「日越大学教育・研究・運営能力向上プロジェクト」として、60カ月にわたって実施される予定である。このプロジェクトでは、日越大学において質の高い教育・研究・運営の基盤を確立することを通じて、ベトナムおよび東南アジア地域の社会および産業界の発展を牽引する人材の輩出に寄与することを目指す。また、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標である『SDGs(持続可能な開発目標)』のゴール4、8、9に貢献するものでもある。この支援に関する討議議事録への署名は、2月18日にベトナムの首都ハノイで実施された。
今回の支援で具体的に実施する事業内容は、日越大学において質の高い教育・研究・運営の基盤を確立するため、日本の大学との持続的な協力関係の構築、人員体制・教育研究体制の強化、日本及びベトナムの産業界との連携強化を図るものである。