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在タイ日本国大使館は、日本政府がタイにて実施している冷蔵トラック整備支援に関する引渡式典が実施されたことを発表した。
在タイ日本国大使館の見解によると、バンコクはタイ国内の商業の中心地であるとともに、世界的な観光地でもあるため、多くの人が生活しており、食品ロスが1日に約4,500トン発生しているが、バンコクには日々の食事に事欠く貧困層が居住している脆弱なコミュニティーが約2,000カ所あるとしている。スカラーズ・オブ・サステナンス財団(SOS)では、消費期限は近いなどの理由で破棄される食料を企業や生産者等から受け取り、拠点に近い脆弱なコミュニティーに配布する「フードバンク活動」を行っていた。
そのため、日本政府は、SOSからの要請を受けて、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「バンコク都における脆弱なコミュニティーのための冷蔵トラック整備計画」にかかる総額1,652,900バーツの支援を行うこととなった。この支援では、冷蔵車両2台及びタイヤ可搬式エアコンプレッサー1台を整備する。