シンガポール元首相が中国の影響力を否定するのは賢明ではないと

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画像提供:中国外務省
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シンガポールの元首相であり現在は上級相に就任しているリー・シェンロン氏は、中国で開催されたフォーラムにて、中国の影響力を否定するのは賢明ではないとの旨の見解を示した。

シンガポールのリー元首相は、江蘇省蘇州市の蘇州工業パークで行われた高品質発展フォーラムにて、中国の発展は100年規模の計画であり、中国は長期的な政策と方向性を維持しており、発展の過程で起きる短期的な浮き沈みにも冷静に対応できることを証明しているとの旨を述べた。また、中国経済にはまだ成長余地があり、中国の人々が世界の舞台で地位を確立しようとする決意を過小評価してはならないとの旨も述べた。

なお、シンガポールのリー元首相は、首相退任後に閣内の上級相に就任している。上級相への就任後も、外交活動に取り組んでおり、11月26日には習近平国家主席と中国で会談を実施していた。その際には、習近平氏からは、中国はシンガポールと協力して真の多国間主義を実践し、経済グローバル化の流れに乗り、ブロック間の対立・分裂・敵対を拒否し、運命を共有するアジア共同体を構築することを望んでいるとの旨を伝えていた。リー元首相からは、シンガポールは引き続き中国との協力を深め、中国の近代化プロセスに積極的に参加していくとの旨が述べられていた。

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