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日本政府とシンガポール政府は、21世紀のための日本・シンガポール・パートナーシップ・プログラム(JSPP21)2023年度年次実施計画に係る計画委員会を1月17日にシンガポールで開催した。
21世紀のための日本・シンガポール・パートナーシップ・プログラム(JSPP21)は、1993年5月の首脳会談において、両国が共同で開発途上国に対する技術協力を実施していくことで合意したものとなる。2018年12月には、日シンガポール両国の外相間で討議議事録を改訂し、『平和と安全』、『都市のガバナンス』、『民間セクターの発展』、『脆弱性への対応』、『スマート・イニシアティブ』を協力の重点分野とすることになっていた。
今回開催された計画委員会には、日本側から外務省国際協力局国別開発協力第一課長のほか、国際協力機構(JICA)関係者が、シンガポール側からウィリアム・タン星外務省技術協力局長がそれぞれ出席した。会合では、2022年度の研修の評価を行うとともに、2023年度に実施する研修について協議した。充実した研修の更なる実施に向けて、日・シンガポール双方で活発な意見交換を実施し、双方は今後も本パートナーシップを通じて連携を強化していくことで一致した。