JR東日本はシンガポール企業と連携、無人・省人化のコーヒーサービス

東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）は、シンガポールのスタートアップと連携し、無人化・省人化による新たなコーヒーサービスの実装に向け、東京駅および横浜駅でテストマーケティングを実施する。

JR東日本では、国内のスタートアップ企業が中心であったオープンイノベーションの取り組みを海外に広げ、グローバルな共創活動を推進している。今回は、共創活動の第一弾として、シンガポールのスタートアップ「Crown 社」と同社開発のロボバリスタ「Ella（エラ）」を活用した無人化・省人化による新たなコーヒーサービスの実装に向け、東京駅および横浜駅でテストマーケティングを実施することとなった。

Crown社が開発したロボバリスタEllaは、バリスタが行う一連の作業を無人化したテクノロジーである。「人手不足の解消」や、利用者や回転率が低下することに伴う「飲食店舗の収支構造の改善」などの課題を解決するとともに、非接触・非対面というコロナ禍で高まった顧客のニーズにも応える製品である。