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シンガポール保健省は、8月5日時点でシンガポール国内で新型のコロナウイルスに感染した者は、新規に感染したのは908人、累計で感染したのは54,254人、退院したのは累計で47,768名、死亡したのは累計で27名となったことを発表した。
シンガポールでは、感染者の急増要因となっているのはドミトリーやロッジと呼ばれる専用居住施設に滞在する建設現場などのワークパーミット所持外国人労働者となっている。今回発表された新規感染の908件中、903件は寄宿舎に居住するワークパーミット所持外国人労働者などとなっており、903件のうち大多数は無症状であり、隔離/検疫期間中に感染が確認されている。一般国内感染症例は1件のみとなり、輸入症例は家族帯同ビザ保持者3件と短期滞在ビザ保持者1件の合計4件となる。なお、輸入症例者のすべては、シンガポールに到着後、14日間のSHNを専用施設で実施中に感染を確認している。
今後は、寄宿舎の検疫手続きを完了するにつれて1日あたりのケース数は増加していくが、その後は減少することが予想される。検疫施設として機能する寄宿舎のいくつかを除いて、8月7日までにすべての寄宿舎をクリアする予定となる。