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日本政府および外務省は、海外において日本語の普及活動を実施しているが、この活動の一環として、ミャンマー人を対象として日本語からミャンマー語(ビルマ語)への翻訳の優劣を競うコンテスト「第10回日本文学翻訳コンテスト」を元日本留学生協会(MAJA)と共催で、3月14日に実施することを在ミャンマーの日本国大使館は発表した。このコンテストは、ヤンゴン日本人商工会議所とヤンゴン日本人会協賛の協賛をえて実施される。
コンテストの方式は、当日に発表される日本文学作品を課題とし、ミャンマー語(ビルマ語)への翻訳の優劣を競う方式である。最優秀賞を受賞した人には、表彰状・副賞が授与される事に加え訪日研修プログラムへ招待される。最優秀賞を逃した他の入賞者にも、表彰状と副賞が授与される。このコンテストの結果は、2015年7月に予定されている「日本語スピーチコンテスト」の表彰式の場で発表される。
昨年度に実施された「第9回日本文学翻訳コンテスト」の際には、課題作品が三島由紀夫の「金閣寺」であり、ヤンゴンとマンダレーから合わせて68名が参加した。この時の副賞は第1位が電子辞書、第2位はスマートフォン、第3位はMP3プレーヤーであった。
このコンテストへの参加資格は以下であるため、日本人は参加が出来ないため注意が必要である。
【参加資格】
1.ミャンマー国籍を有するもの
2.日本の義務教育を3年以上受けていない者
3.過去の日本文学翻訳コンテストで入賞してない者
4.日本語能力試験N3相当の実力を持ち、日本語教師でない者