ミャンマーでスー・チー氏拘束、日本は平和裏に解決と

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ミャンマーの与党である国民民主連盟(NLD)の広報担当者は、国家顧問であるアウン・サン・スー・チー氏と、ウィン・ミン大統領や国民民主連盟の幹部が拘束されたことを海外メディアへの取材で明らかにした。

ミャンマーでは、昨年の11月に総選挙が実施されており、スー・チー氏が率いる国民民主連盟が勝利をしていた。しかしながら、国軍側は国民民主連盟が選挙で不正を実施していたと主張していた。国軍側の主張を受けて、ミャンマー選挙管理委員会は、この選挙は正当に実施されたものと見解を示していた。

国民民主連盟の広報担当者は、海外メディアからの取材に対して、今回のスー・チー氏の拘束は、軍による実質的なクーデターであると主張している。しかしながら、国民に対しては、早まった対応を取らず、あくまでも法律に基づいた行動を行うように呼び掛けていた。

なお、日本の加藤勝信官房長官は、2月1日に実施された記者会見の際に、本件に関しては「我が国は、民主的プロセスにのっとり、当事者が対話を通じて、平和裏に問題を解決することが重要と考えており、これまでも関係者に対して、その旨を働きかけていたところであります。状況にかかわらず、現地法人の安全確保には万全を期す考えでありますが、現時点では、現地大使館から在留邦人に対して、メールで周知し、注意喚起を行ったところです。今後とも随時、状況をアップデートして必要な対応を講じていきたいと考えています」との旨を述べた。

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