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国際協力機構(JICA)は、ミャンマーのヤンゴン市の水道事業運営能力の改善に貢献するため、ミャンマー向け技術協力プロジェクト討議議事録に署名したことを発表した。
JICAは、実施中の「ヤンゴン市開発委員会水道事業運営改善プロジェクト」において、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)の水道事業経営、浄水場の運転維持管理や水質管理、無収水管理に関する能力強化に取り組んでいた。今回は、これらの成果の更なる向上に加え、YCDCが上水分野で検討している民間活用能力を強化するプロジェクトが実施されることとなった。
今回実施するプロジェクトは、「ヤンゴン市開発委員会水道事業運営改善プロジェクト・フェーズ2」として、36ヶ月にわたって実施される予定である。今回の事業では、ヤンゴン市開発委員会への長期専門家及び専門家チームを派遣や研修の実施を通じて、水道経営・運営能力の強化や、配水・料金徴収業務への民間活用に必要な規定の整備、上水道施設の運転能力向上を支援する予定となっている。