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日本政府が受け入れていたミャンマーの難民の6家族20名の定住先が、愛知県名古屋市と春日井市とすることが決定した。
日本政府では、国際貢献及び人道支援の観点から難民問題の恒久的解決策の一つとして「第三国定住」の取り組みを進めている。この取り組みでは、平成27年度以降はマレーシアに滞在するミャンマー難民と既にタイから受け入れた第三国定住難民の親族を、家族呼び寄せという形で相互扶助を前提に受け入れることとしていた。
今回は、第三国定住難民の第十陣として受け入れたミャンマーからの難民6家族20名の定住先が、愛知県名古屋市と春日井市となることが決定した。この第十陣の難民は、マレーシア国内に一時滞在していた難民であり、昨年9月25日に来日した後に東京都内の定住支援施設において日本語教育・社会生活適応指導・職業紹介などの約180日間の総合的な定住支援プログラムを受けており、このプログラムの終了後から新たな定住先となる地域社会において自立生活を開始することとなる。
令和2年度における第三国定住難民の受け入れは、アジア地域に滞在する難民を年1回から2回で約60名の範囲内で受け入れることとしている。
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