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日本の防衛省・自衛隊は、ミャンマーに対する能力構築支援事業の一つとして、日本語教育に関する教育環境整備支援を実施したことを発表した。
防衛省・自衛隊では、日本が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援する「能力構築支援事業」を実施している。この事業では、主に東南アジア諸国を中心とした支援を実施しているが、今回は平成30年度のミャンマーに対する能力構築支援事業の一環として実施された上級日本語研修に関しての発表が行われた。
今回発表された支援は、平成31年3月26日から29日にかけて実施されたものである。支援を場所した場所は、防衛省、陸自朝霞駐屯地、東京ギャラクシー日本語学校となる。支援対象となった者は、ミャンマー国軍士官学校外国語学部日本語学科の教官3名と教官候補要員4名の合計7名となる。具体的に実施した支援は、東京ギャラクシー日本語学校において、日本語発音トレーニング・通訳演習・日本語授業実施要領などの教育を実施した。また、防衛省と陸自朝霞駐屯地の視察及び意見交換を通じて、防衛省・自衛隊に係る理解も深めた。