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日本の国土交通省は、「第4回 日ミャンマー交通次官級会合」をミャンマーの首都ネピドーで10月26日に開催した事を発表した。
日本政府では、ミャンマー政府との間における交通分野における協力を進め、交通インフラの現状と今後の課題や日本の支援などを協議するために、「日ミャンマー交通次官級会合」の枠組みを設けて2013年の3月から協議を進めていた。この枠組みに基づく第四回目となる会合が新たに開催される事となった。
開催された第4回日ミャンマー交通次官級会合には、日本政府側からは国土交通審議官などが出席し、ミャンマー政府側からは運輸・通信副大臣などが出席した。会合では、日本とミャンマーのそれぞれから、進めている各プロジェクト(ハンタワディ空港、ニャンウー空港及び地方空港民営化など)の進捗状況や取組みに関して発表が行われ、意見交換を通じて今後の展望に係る認識を共有した。
日本政府側はこの機会をいかして、タン・スィン・マウン運輸・通信大臣への個別での表敬訪問も実施した。この訪問の際には、ハンタワディ空港建設計画に係る検討状況を共有するとともに、日本政府側からティラワ港の追加的整備とヤンゴン都市鉄道整備への日本の関心を示したところ、ミャンマー側からは日本の支援を要請したい旨の返答が行われた。