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日本の文部科学省は、令和6年度マレーシア政府派遣留学生予備教育派遣教員の募集を開始した。
教員派遣の目的は、『マレーシアにおける人材養成の一環として、同国政府からの要請に基づき、日本からの教員を現地に派遣し、日本の大学への留学を目指すマレーシア人学生に対する予備教育(日本の大学入学に必要な基礎的科目の教育指導)の実施に協力し、日本留学を円滑かつ効果のあるものにすること』となる。
応募要件は、『高等学校の教員として原則として5年程度以上の勤務経験を有し、退職し、常時勤務を要する職に就いていない者』『異なる社会の言語、生活様式、風俗習慣などを正しく理解できる者』『日本語を習得中の学生への教育に、忍耐強く取り組むことができる者』『マレーシア政府の事業を成功に導くよう、我が国政府から派遣される者であることを十分自覚し、責任を持って行動することができる者』などの要件全てを満たす者となる。
業務内容は、『派遣教員は、マレーシアのクアラルンプールにあるマラヤ大学予備教育部(大学の学部進学者のための予備教育機関)にて、日本の大学への留学を目指すマレーシア人学生に対し、担当教科を日本語及び一部、英語により教育指導』となる。
募集する教科及び採用予定人数は、物理(上限2名)、化学(上限3名)のいずれかを担当する者となる。
派遣期間は、原則として2年間(令和6年4月~令和8年3月)となる。
派遣教員に対する手当は、「マレーシア政府派遣留学生に対する予備教育のための日本人教員の派遣について」の定めるところにより派遣教員に対し在勤手当(滞在費)が支給される。