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海上保安庁は、マレーシア海上法令執行庁(MMEA)に対して、能力向上支援(大規模救難事案対応(MRO)をテーマとしたワークショップ及び捜索救難想定事例研修)を実施したことを発表した。
今回実施された能力向上支援は、海上保安庁・マレーシア海上法令執行庁(MMEA)双方による捜索救難体制紹介、海上保安大学校教授によるMRO概要説明を主としたワークショップ及び捜索救難想定事例に関するグループごとの議論が実施された。また、両機関の相互理解を深めるとともにMMEA職員の大規模救難事案対応能力の向上を支援し、MMEAでは、大規模救難事案対応への体制整備と能力向上に取り組んでいるところであり、同事案対応の現状と今後の課題について活発に議論した。
海上保安庁は、今後も自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、インド太平洋地域の海上保安機関への能力向上支援に取り組んでいく方針である。