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海上保安庁は、マレーシア海上法令執行庁(MMEA)職員に対する能力向上支援を2月22日から3月12日にかけて実施したことを発表した。
今回の支援では、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みで海上保安大学校潜水教官1名、羽田特殊救難基地隊員2名及び巡視船えちぜん潜水士1名をマレーシアに派遣した。実施項目は、「潜水に関するワークショップ」「プールでの潜水検定」「海上での潜水訓練」となった。
派遣された海上保安庁の潜水指導官らは、MMEAダイビングチームに対して、潜水に関するワークショップ、プールでの潜水検定、海上での潜水訓練を実施し、MMEAの潜水能力の向上を図るとともに、MMEA自らが独自に潜水士を養成できる研修体制を構築できるように支援した。
海上保安庁では、今後も「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、インド太平洋地域の海上保安機関への能力向上支援に取り組んでいく方針である。