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日本の国土交通省は、日本式コールドチェーン物流サービス規格のASEANへの普及に向けた取組について議論するため、第4回コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)に関する普及検討委員会を10月5日に開催する。
国土交通省は、一般財団法人日本規格協会よりコールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)が発行されたことを踏まえ、関係省庁、関係団体、物流事業者などで構成される「コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)に関する普及検討委員会」を設置し、同規格をASEAN 地域に効果的に普及するための方策について検討を行っていた。令和3年3月には、その成果として、「ASEANにおける日本式コールドチェーン物流サービス規格に関する普及戦略」を策定するとともに、本普及戦略に基づき、各国の事情を踏まえた具体的な取組内容を示した国別アクションプランの最初の対象国としてマレーシアを選定し、「マレーシアにおける日本式コールドチェーン物流サービス規格の普及に向けたアクションプラン」を策定した。
今回は、マレーシアにおけるアクションプランの具体化に向けた検討を開始するとともに、今年度策定するアクションプランの対象国を新たに2カ国選定するため、第4回会合が開催されることとなった。