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経済産業省の梶山大臣とマレーシアのアズミン・アリ国際貿易産業大臣は会談を4月5日実施した。
会談で両者は、日本企業のマレーシアへの投資促進に向けた課題について意見交換し、マレーシアが重視する高付加価値産業への投資をはじめ、両国の経済関係を一層深化させていくことを確認した。また、梶山大臣は、アズミン大臣とともに、日本貿易振興機構とマレーシア貿易開発公社との間の協力覚書『MATRADEと日本貿易振興機構との貿易促進協力に関する覚書』の署名式に出席した。
協力覚書『MATRADEと日本貿易振興機構との貿易促進協力に関する覚書』による具体的な協力内容は「両国における、ミッション派遣、商談会、セミナー、ワークショップ、展示会・見本市、その他のプロモーションを通じ貿易促進に取組む」「両国における、ハラル製品及びサービス促進に向けた事業を連携」「両国企業に対し、日本及びマレーシアの輸出促進機会に資する情報交換及び情報発信を行う」「マレーシアの日本への輸出・対日投資増加の協力及び、日本とマレーシア企業によるデジタルトランスフォーメーション分野における連携拡大のための取り組みを行う」となる。
この覚書の締結により、両機関は貿易促進などに加えて、新たに両国企業によるデジタルトランスフォーメーション(DX)分野における連携拡大に向けて取り組んでいくこととしている。