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マレーシア政府は、政府によるワクチン接種プログラムのもとで、ワクチン接種後に重篤な副反応を示したマレーシア人と外国人に対して、特別な資金支援を行うことを決定した。
マレーシア政府では、ワクチン接種者の健康・福祉などを重視しており、ワクチン接種に対する国民の信頼を高めるための取り組みを続けている。この取り組みの一つとして、特別な資金支援が行われることとなった。
マレーシア保健省は、ワクチン接種に係る有害な影響や安全性の問題を監視・評価するための3つの委員会を設置しており、これら委員会の評価を受けた後に、影響を受けたワクチン接種者に対して、特別支援金がマレーシア国家災害管理庁(NADMA)から支払われる。決定している内容は「ワクチン接種後に重篤な副反応が発生し、長期の入院治療が必要となった場合は、50,000リンギットを支給」「ワクチン接種が原因で永久的な障害又は死亡が発生した場合、500,000リンギットを支給」となる。