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マレーシア政府は、国内で新型コロナウイルスに感染した者は4,228名、退院した者は1,608名、死亡した者は67名、現時点での入院者は2,553名であることを発表した。
3月18日から4月14日まで全土に活動制限令が発令されており、「大規模集会が禁止」「スーパーマーケットなど生活必需品を販売する店舗を除いて礼拝施設及び商業施設は全て閉鎖」「観光客はマレーシアへの入国が禁止」「幼稚園、初等、中等などの教育施設を含む公立及び私立学校が閉鎖」「政府機関と民間企業は、水・電気・治安・食料供給などの主要インフラを除き全て閉鎖」などが定められている。
これらの活動制限令に従わないものに対しては、1,000リンギットを超えない罰金もしくは6か月を超えない期間の禁錮又はそれらの両方が課されることとなっている。日本人などの外国人の場合に関してもこの活動制限令は適用され、違反して不要不急の外出を行ったとして警察に逮捕され,罰金等の刑罰を科されたケースが多発している。なお、4月8日からは、違反した者に対して反則金を徴収することで違反を解決し,刑事手続に進むことに代えることができる運用を開始している。