このページの所要時間: 約 1分4秒
宮路外務副大臣は、プット・シンマラヴォン・ラオス人民民主共和国教育スポーツ大臣と6月3日に会談を実施した。
会談で宮路外務副大臣は、元日本留学生でありラオス・日本友好協会会長も努めるプット大臣の日・ラオス関係強化への尽力に敬意を表し、「包括的戦略的パートナーシップ」へ格上げされた両国の関係をさらに発展させていくため、日本として将来を担う若い世代に対する教育、スポーツ、青少年交流の促進にも取り組んでいきたい旨を述べた。
プット教育スポーツ大臣からは、国の発展の基礎となる教育分野に対する日本の支援や相互交流への高い評価と謝意を述べ、JICA(国際協力機構)の協力により今次訪日を通じて得た知見を、日本の無償資金協力で改築中の「チャオ・アヌウォン・スタジアム」の運営能力の強等に活かし、同スタジアムが両国の友好の象徴として選手や市民に幅広く活用されるよう取り組んでいきたい旨を述べた。
なお、日本政府は、令和5年11月10日に、上川陽子外務大臣(当時)とサルムサイ・コンマシット・ラオス人民民主共和国副首相兼外相との間で、41.71億円を供与限度額とする一般文化無償資金協力「チャオ・アヌウォン・スタジアム改築計画」に関する書簡の署名・交換を実施している。