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農林水産省は、2022年の「若手外国人農林水産研究者表彰(Japan Award)」について、農林水産技術会議会長賞の受賞者を決定したことを発表した。
この表彰は、開発途上地域の農林水産業及び関連産業に関する研究開発に貢献する若手外国人研究者(40歳未満を対象)の一層の意欲向上に資することを目的とし、『開発途上地域における研究開発に優れた功績をあげた若手外国人研究者』『将来の技術革新等につながる優れた研究業績をあげた若手外国人研究者』に対して、毎年3名を限度に表彰状と、5千米ドルの奨励金を授与するものである。この表彰は、2007年から実施しており、今年も実施されることとなった。
今年の受賞者は、インドネシア、メキシコ、マダガスカルの者となった。インドネシアの者の所属はインドネシア国立研究革新庁となり、業績名は「農業廃棄物の価値:様々な素材の要素としてのセルロース」となる。メキシコの者の所属は、国際とうもろこし・小麦改良センターとなり、業績名は「虫害抵抗性強化を含む世界的な小麦の遺伝学的改良」となる。マダガスカルの者の所属はアンタナナリボ大学となり、業績名は「サブサハラアフリカにおけるイネのリン欠乏への対処」となる。