インドネシアと海洋プラスチックごみ管理等で協力深化へ

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日本の環境省とインドネシアの海洋・投資調整府は、海洋プラスチックごみの管理などの包括環境協力パッケージに署名した。

日本の環境省では、インドネシア共和国海洋・投資調整府と2019年及び2021年にルフット大臣との間で共同声明を発出し、廃棄物管理、チタルム川の環境改善、海洋プラスチックごみ対策での協力を進めていた。今回は、G20環境・気候大臣会合の開催に際し、G20の環境分野でインドネシアが重視する優先課題について、さらなる協力パッケージを取りまとめることとなった。

パッケージに基づく具体的な活動内容は、【持続可能な廃棄物及び海プラごみ管理】と【持続可能なマングローブ管理】などとなる。

【持続可能な廃棄物及び海プラごみ管理】では、『廃棄物固形燃料(RDF)等の技術の適用、廃棄物の統合的管理の推進と循環経済の構築』『西ジャワ州におけるブカルプール及びレゴック・ナンカ廃棄物処理事業の民間投資加速』『プラスチックごみの処理、リサイクルの研究開発に係る日尼関連機関の連携促進』『海洋プラスチックごみのモニタリング、研究における協力強化』などを実施する。

【持続可能なマングローブ管理】では、『マングローブの管理、回復、保全における協力強化』『マングローブ再生優先9州の1つでの漂流・漂着プラスチックに関するパイロット事業の実施』『能力開発のための研修の実施』などを実施する。

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