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在インドネシア日本大使館は、日本政府がインドネシアのバリ州クルンクン県トゥサン村において実施していた農業用水供給設備の整備支援が完了したことに伴い、引渡し式典を開催したことを発表した。
日本政府では、インドネシアに対して平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「バリ州クルンクン県トゥサン村における農業用水供給設備整備計画」を実施していた。この支援は、バリ州クルンクン県トゥサン村にソーラーシステムを用いたポンプ設備・ソーラーパネル・コントロールパネルの電気制御機器などの給水設備を整備することで、安定した農業用水を水田に供給して地域の農産業の発展及び農民の生活水準向上を図るものであり、水機工業株式会社がポンプ設備・ソーラーパネル・電気制御機器の設置を実施するとともに設備の使用方法などの研修を実施する支援であった。
この整備支援が完了したことに伴い、給水設備の引渡し式が開催されることとなった。この引渡し式には、日本側から在デンパサール日本国総領事館首席領事と在インドネシア日本国大使館二等書記官が、インドネシア側からアユ・ドゥイ・ギリアンタニ ウダヤナ大学教授などが出席した。