愛知県は5.5億円投入事業を活用し定住外国人支援の研究集会、「日本語の読み書きとは何か・本当に必要なのか」等

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画像:愛知県のHPより
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大村知事の愛知県では、自民党政権のもとで構築された5.5億円投入事業を活用し、定住外国人のよみかき研究プロジェクト「よみかきの多様性を考える:さまざまな手段と支援のかたち」を11月29日に開催することが明らかになった。

この研究集会は、主催が「国立国語研究所 共同研究プロジェクト 定住外国人のよみかき研」、共催が公益財団法人愛知県国際交流協会、後援が愛知県として開催される。

愛知県国際交流協会によると、この会は【日本語の読み書きに困難を抱える外国人生活者は少なくありません。しかし、近年の研究からは、読み書きに不自由があっても人とのつながりや工夫によって生活を支えられることがわかってきています。今回の研究集会では、「日本語の読み書きとは何か」「本当に必要なのか」を問い直し、生活に根ざした多様な「よみかき」の姿を考えます。外国人だけでなく、ろう者・難聴者など障がいをもつ人々の実践も取り上げ、支援や人権の観点から新たな道を探ります。プログラムの最後に参加者同士で対話を深め、意見や経験を共有しましょう】として開催される。

予定しているプログラムは、基調講演「コミュニケーションは権利であり、情報はわかちあうものである」、【よみかきは「架け橋」か「壁」か】趣旨説明、話題提供1「愛知県が取り組む地域日本語教育施策 について:行政主体の対話型日本語 教室を中心に」、話題提供2「情報保障としての日本語教育実践:ろう者・難聴者に対することばの支援を中心に」、ディスカッション、などとなる。

なお、この事業は、文部科学省の令和7年度「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用した事業となる。自民党政権のもとの文部科学省では、令和7年度はこの推進事業に5.5億円を投入する予定となっている。

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