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岸田政権の方針を基本的に引き続いている石破政権は、岸田前総理が日本の宝と称した外国人留学生が参加する第5回帰国留学生総会に、ビデオメッセージを寄せた。
この総会は、日本への留学経験のある元外国人留学生(帰国留学生)を対象として開催される会議となる。今回の総会には、ブラジル、コスタリカ、エジプト、フィジー、モンゴル、スリランカ、トンガ、トルコ、ASEAN10か国などの者が参加している。
石破総理は「国際社会の平和と安定のためには、国家間のみならず人と人との交流による相互理解の促進が重要です。皆様方のように日本を深く理解されておられる方々は、留学中に育まれた友情、親善、学びを、世界中に広げていく大きな役割を担っておられます。また、日本とのビジネスや日本企業への就職を通じ、経済面で日本と世界のつながりを強くする役割を果たされている方々も多くおられます。我々日本政府といたしましても、引き続き、皆様のネットワークの充実を後押しをいたしてまいります」との旨も述べた。
その後、「来月からは、4月の13日ですがね、大阪・関西万博が開催されます。多くの方々に御来場いただいて、楽しんでいただいて、そしてそれぞれの将来に夢と希望を持っていただく、またとない機会だと思っております。海外からも、元日本への留学生の皆様方を始めとする多くの方々に御来場いただいて、日本がデザインする『いのち輝く未来社会』を実感していただいて、夢見る未来の社会を共に築いていきたいと思っています」との旨も述べている。
なお、日本外務省では、今までに【帰国留学生総会の実施による留学生ネットワークの強化】【アセアン留学生交流等拠出(アスジャ・インターナショナル)】などとして、留学生関連の事業に5千万円、6千万円程度の公金を投入している。