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日ASEAN交通大臣会合が、マレーシアのクアラルンプールで11月21日に開催された。
今回の会合に出席した者は、日本側からは古川国土交通副大臣、ASEAN側からはローク・マレーシア運輸大臣およびにASEAN各国の交通大臣、ASEAN事務局次長となる。
会合では、日本とASEANの交通分野での協力(日ASEAN交通連携)について、2023年から2024年の行動計画が承認された。この承認に基づき、新規のプロジェクトとして2つの協力事業を実施することとなる。
1つ目の事業は、「ASEAN地域における航路標識要員の人材育成」として、ベトナムに航路標識要員の訓練センターを開設し、海域の状況に対応して航路標識を適切に維持管理できる人材を育成する。
2つ目の事業は、「日ASEAN CEF(CORSIA Eligible Fuel)登録・認証取得ガイドブックの作成」として、新たな持続可能な航空燃料(SAF)の原料及び製法プロセスについて、国際民間航空機関(ICAO)への登録、CEF認証を取得する方法を解説したガイドブックを作成するとともにセミナーを開催して、ノウハウを共有する。