和歌山県は公費投入でNHKの史実改変ドラマ「虎に翼」でジェンダー平等を考える

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画像:告知チラシより
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和歌山県は、「みんなにジェンダー平等」提案事業として、講座【世の中に散らばるジェンダー不平等にクローズアップ! 女性の一生の「ハテ?」について考えてみる ~虎に翼より~】を12月7日に開催する。

和歌山県のジェンダー平等推進センターでは、性別、性自認及び性的指向にかかわらず、一人一人の人権が尊重され、誰もがその個性と能力を十分発揮できる社会を目指し、様々な取組みを行っている。

今回は、ジェンダー平等に向けた取組みを推進する事業の企画提案を県内のNPOなどの地域活動団体から募集し、優秀な企画提案を行った団体に事業の実施を委託する「みんなにジェンダー平等」提案事業として、講座が開催されることとなった。

今回開催される講座は、女性が体験する「ジェンダーによる不平等」について、リアルな女性像が主人公のドラマ「虎に翼」を材料に、主人公が感じる「社会のおかしさ・不平等感」をワークショップ形式で話し合い、受講者一人一人の明日へのアクションにつなげることを目指している。

開催場所は、和歌山県ジェンダー平等推進センターとなる。講師は、アクト研究室代表が務める。対象となるのは、和歌山県在住、在勤の者でテーマに興味がある者となる。定員は30人、参加費は無料、一時保育が無料(定員あり)となる。企画・運営は、cocoroサポート・ネット「カミーニョ」が担当する。

なお、「虎に翼」はNHK「連続テレビ小説」第110作となり、事実をもとにオリジナルストーリーのフィクションとして制作されている。そのため、何が事実であり事実ではないかが容易にはわからずに、事実から改変されていることを事実と誤認してしまう人も続出している作品である。

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