NHKは日本人等から徴収した受信料で外国人等のため簡易日本語ニュースを放送

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NHK(日本放送協会)は、主に日本人らから徴収した受信料を元として、外国人などのために、最新ニュースを専門的な言葉はできるだけ使わず、わかりやすい表現で伝える新しいニュース番組【やさしいことばニュース】を9月30日から開始している。

NHKでは、国内に居住する外国人へニュースを分かりやすく伝えるために、ニュースをやさしい日本語で提供する研究を進めていた。

今回は、これらの取り組みの結果、新のニュースを、難しいことばはできるだけ使わず、わかりやすい表現で伝える、新しいニュース番組が9月30日からラジオ第 1 放送で開始された。この番組では、在留外国人向けのことばとして広がっている「やさしい日本語」での表現を目指して原稿を制作しており、ベテランキャスターが、外国人をはじめ、子どもから大人まで誰もが安全・安心な生活を送るのに必要な情報を、通常のニュースよりゆっくりとしたやさしいことばで届けている。放送内容は、漢字にふりがなをつけ、ラジオ放送の音声とともに番組Webサイトで公開している。

なお、日本の有識者や文化庁の文化審議会答申などにおいては、簡易な言葉を使用すると情緒力や論理的思考力が低下する恐れがあり、深く思考するためには豊かな語彙が不可欠であるなどと指摘している。

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