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海上保安庁は、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポールの各国海上保安機関から選抜された職員に対して、遠洋航海実習中の練習船「こじま」での乗船研修・国内研修を実施したことを発表した。
海上保安庁は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の事業に協力し、シンガポールから日本までの航海実習の間、東南アジアの海上保安機関職員6名に対して乗船研修などを実施した。
研修を実施した期間は、7月12日から25日、7月26日から31日となる。実施した内容は、『練習船「こじま」乗船研修』と『国内研修(海上保安庁業務説明や当庁関連施設見学等)』となる。
研修を実施した結果、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポールの各国海上保安機関から選抜された職員は、シンガポールから練習船「こじま」に乗船し、海上保安大学校専攻科実習生と寝食を共にし、航海当直や訓練等を通じ船舶運航技術の向上を図るとともに将来の幹部海上保安官との交流を深めた。日本入港後は、海上保安庁業務説明や関連施設見学などを実施した。